【速報】「妻を殺害して火をつけた」 全焼した住宅に住む母娘と連絡取れず 同居する男を逮捕 愛知
7日未明、愛知県愛西市で住宅2棟が全焼し、火元の住人2人と連絡が取れなくなっています。
警察は、この家に住む男を放火の疑いで逮捕しました。
真っ赤な炎と激しい煙に包まれた住宅。警察によりますと7日午前2時ごろ、愛西市町方町で住宅が燃えていると近所の住民から119番通報がありました。
（通報した男性）
「火だらけでした」消防車など8台が出て、火は約3時間後に消し止められましたが、火元の住宅と東隣の住宅が全焼しました。火元の家には3人が住んでいたとみられ、このうち80代の女性と女性の50代の娘と連絡が取れていないということです。現場では、住民が不審な男の姿を目撃していました。
（近所の住民）
「隣の住民が火事に気が付いた時に、男が外に出ていた。（男が）燃えている家を見ていたから、『火事だよ』と言ったら家の中に入って行ったらしい。助けに行ったと思ったら、フッと男が現れて『え？なんでここにいるの？』と思って。急に警察が来て、逃げないように（取り囲んで取り押さえたら）『痛い』『引っ張るな』と言っていた」
捜査関係者によりますと、この家に住む60代の男が現場近くにいた警察官に「自分がやった」と話したということです。
男は、この家の50代の娘と事実婚の関係だったとみられ「妻を殺害して火をつけた」という趣旨の話をしているということです。
（近所の住民）
「たまに（火元の家の前を通ると）『分からんのか』という（男の）怒鳴り声が聞こえた。おばあさん（８３）なのか娘（50代）なのか分からないが、『ごめんなさい』『ごめんなさい』と聞こえた」
（近所の住民）
「声から感じるところ、お母さん（８３）がリハビリをしているのか虐待しているか、（男が）『なんとかするんだよ』という感じで、お母さん（８３）の声が『はい』と聞こえる」
警察は、この男を現住建造物等放火の疑いで逮捕したと発表しました。
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